StellaBlog

毎週水曜日に書評、土曜日に時事問題、日曜日に雑記を書くブログ

どうして殺人事件が起こるのか

こんにちはRyuseiです。
今回はどうして殺人事件が起こるのか
自分なりに調べてみたのでまとめてみます。

 

今月の後半は多くの殺人事件、殺人未遂事件が報道されましたね。記憶にもっとも新しいのは神奈川県川崎市で起こった川崎市殺傷事件。大変悲惨な事件になってしまいました。

 

川崎市殺傷事件 5月28日川崎市で二人の大人が刺され一人が死亡、またスクールバスを待っていたカタリス小学校の生徒17人が刺され、うち一人が死亡
合計で二人死亡、17人が重軽傷
(遺族の思いを考慮し、名前は控えさせていただきます。)
なお、容疑者の岩崎隆一(51)は小学生らを刺したのちに自ら首を切り自殺

 

なぜこのような事件が起こってしまったのか、容疑者は一体何が目的だったのか

連日テレビで報道されていますが、まさに死人に口無しで憶測が飛び交うばかりで今後も何が目的だったのかがわかることがないでしょう。

 

同様に、今月報道された殺人事件の中にはツイッターでも話題になった

「名古屋・めった刺し死亡事件」

「新宿の殺人未遂事件」

 

いくら恨みや歪んだ愛情があるとはいえ、「人を殺してはいけない」ことはおそらくほぼ全員の日本人が親や先生から言われているはずです。

 

ではなぜ、人は殺人という非人道的な行為に及ぶのでしょうか。

 

今回は殺人事件・殺人未遂を起こした容疑者にはどのような共通点があるのか

また、どういった人がこのような事件を起こしてしまうのか

 

このような疑問を調べていこうと思います。

 

 

今回の内容

 

1つ目では、自分なりの見解と以前ニュースになった殺人事件の容疑者の家庭時事情を踏まえてこのような人が殺人事件を起こすことについて話します。

 

2つ目では、犯罪心理学の観点から殺人を起こす人の心理には何があるのかを話します。

 

3つ目はインターネット調べで国内外の殺人事件事情について統計を踏まえて話します。

 

ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

殺人事件・殺人未遂事件の容疑者の共通点とは

  1. 人との関わりを持たない
  2. 酷すぎる幼少期

人との関わりを持たない

僕は平日は普段スッキリをみているのですが、阿部さんが取材をする中で殺人事件を起こすひとについて聞くと必ずといっていいほど返ってくる言葉があります。

 

・もの静かな子だった

真面目でとてもそんなことをする人とは思えない

 

などなど、誰に対しても言えるような返答しか返ってきません。

 

本当にそうなのかもしれませんが、僕としては容疑者(加害者)のことを普段からあまりみないからこそ無難な答えしか返さないんだと思います。

 

これらに加え、容疑者自身が社交的ではなく近所の人たちと関わりを持たないからこその返答ですね。

 

人間は人ととの関わりを持つことで幸福や充実感を得られる集団で生活することを好む生き物でもあるので人と関わりを持たないことで自分の中の負の感情が成長してしまいます。

 

酷すぎる幼少期

・ 平成13年の付属池田小事件の容疑者 宅間守

付属池田小事件 宅間守容疑者が単独で小学校に乗り込み、約15分の間に小学生8人を殺す。また教職員を含め15人が重軽傷を負った。
なお、容疑者は死刑が確定

 

僕はまだ生まれて1歳の頃の話なので、全く知りませんが記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

今回の川崎事件と似ているものがありますね。

 

宅間守容疑者の父親の先祖は武士だったこともあり、厳しく育てられてきたんでしょうか。

父親は一般にいう頑固親父で当時はあまり珍しくなかったと思います。

しかし、その厳しさは間違えた方向にいってしまったのでしょう。

 

家族全員に対して厳しい暴力を振るう癖があったとされています。

 

また、母親は宅間守容疑者を身籠った時に父親に対して「おろしたい」などといっていて出産に対して関心がないことが伺えます。

 

宅間守容疑者が中学受験をする際にはお前なんか産んで来なければよかったと言われたことが容疑者の自宅より押収したノートに示されていることが報道されています。

 

 

また、宅間守容疑者の兄は自殺をしていると言われています。

これらのことから兄弟とも両親から愛情を注がれていないことがわかりますね

 

 

これは一例に過ぎませんが、他にも子供の頃から売春をさせれている過去をもつ人や母親に常に完璧を求められてきた人などのいきすぎた教育を受けてきた人が過去の鬱憤を晴らすために殺人事件を起こしていることがわかります。

 

 今回の川崎市殺傷事件では岩崎容疑者自身も近所の人と関わりがなく

また、一緒に暮らしている叔父叔母からからもよく思われていなかったように報道されています。

 

何が本当の真実かはわかりませんが、世の中への復讐であることは間違いないと思います。

 

犯罪心理学からみる殺人

今回のような弱者だけを狙う無差別大量殺人事件の他にも通り魔や連続殺人など様々な殺人があります。

 

このようなことを行う容疑者の心理には一体何があるのでしょうか

 

大量殺人

今回の川崎市殺傷事件や付属池田小事件はここに入ります。

 

大量殺人を行う人の心理は、怒りや復讐心が殺人を行う動機になるようです。

 

容疑者が過ごせなかった楽しい学校生活、幸せな家庭などを羨ましく思うあまりに

その裕福さが許せなくなり殺人へと心を動かしてしまうのでしょう。

 

殺人は絶対にしてはいけないことですが、こういった背景があるぶん少しだけ同情をします。

 

連続殺人

これは人は殺人に対して快楽を覚えている人が起こすようです。

 

四肢を切断したり、遺体を線路に放置したり想像するだけで身の毛もよだつような方法で殺人が行われている事件がこれに入りますね。

 

しかも、捕まらない限り(捕まるまで)は連日のように殺人を繰り返すのでもっとも怖い存在かもしれません。

 

 

まとめ

 いかがでしたか?

 

虐待を受けた人が自分の子供を虐待するように

殺人を起こす人も幼少期の頃から親の愛情を知らないまま大人になり

それが爆発して殺傷事件を引き起こします。

 

だからといって愛情を注ぎ過ぎてしまうと今度は何もできない人間になってしまいます。

 

また、他者との関わりが非常に大切なものになっていることもわかりました。

 

孤独であるから誰にも何も相談できずに抱え込み、人生がどうでもよくなり誰かを巻き込んででも自殺するという間違えた方向に進んでしまうようです。

 

しかし、現代には貧困などにより親の愛情を十分に受けられない子供がたくさんいます。

少子化の中子供を産み育てることは大切ですが、それ以上に今この時に恵まれない待遇にいる子供を救うことが同じくらい大切になってくるのではないでしょうか。

 

 

今回の事件で被害を受けた方々の心の傷が1日も早くいい方向に進むことを願うと共に、犠牲になった方々へご冥福をお祈りします。